ロックダウン(スタジオシリーズ)SS-10 Transformers Studio Series Lockdown

土日暑くていや~って、暑くても平日会社行くのに、暑いから土日は家でゴロゴロもどうなんだ?
朝からジェームズ・ガンがGOTG3から解雇されたと聞き、またシャマランユニバースの「グラス」の予告も出て、いろいろ忙しかったですね。
そして今日はトランスフォーマーSSの発売日でもあったのです!ということで早速ですが、今回届いたものをレビュー。

ロックダウン トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-10


実写トランスフォーマートイのスタジオシリーズに、「トランスフォーマー ロストエイジ」(2014)の賞金稼ぎロックダウンが登場。実写シリーズとしては、この映画のロックダウンは当時出て以来、今回が2度目の立体化。完全新規で再登場です。

実は映画公開時に出たものは色々と不評な点もあり、しかも映画での活躍や印象が良かったこともあり、トイの出来に満足できていませんでした。
今回は劇中再現を重視したスタジオシリーズで出ると聞いて、予約しましたよ。では早速レビューです。

ビークルモード:ランボルギーニ アヴェンタドール


まずはビークルモードから、同じ車ですが、もちろん完全新規造形です。
ランボルギーニのフォルムをしっかり再現し、分割線もほどよく溶け込んでいてかなり完成度が高いですね。
全体の色合いはガンメタルシルバーになっていて、なんと車体は全塗装です。全塗装なんてリベンジ期を思い出しますね。
ホイールもグレーで、クリアパーツもスモークっぽいクリアブラックなこともあり、おもちゃらしさはかなりそぎ落とされて、かなりシックな雰囲気。


リアから。こちらもモールドが細かく、造形は良いですね。テールランプのレッドが塗装されています。


フロントライト部分は下にモールドがありその上にクリアブラックのパーツです。またエンブレムはゴールドっぽく塗られています。残念ながら、エンブレムのマークまでは再現されていません。
しかし以前のムービーアドバンスドシリーズのロックダウンでとにかく残念で仕方なかった、窓がちゃんとあるのはナイス。というかないのがおかしいw


今回のロックダウンには、劇中でも使用していた武器が付属しており、ビークルモードでも車体のサイドに取り付けられるようになっています。

ビークルモードサイズ比較


デラックスクラス、ダークサイドムーンのバンブルビーと比較。
今回のロックダウンはなかなか大き目のサイズです。というのも、変形上伸びることもないため、ロボットモードのサイズを大きくするには、必然的にビークルも大きくするしかないからかと思います。
しかし、クリアパーツや車体など、カラーリングがカーモデルとしてグッと質感をアップしています。ビークルで並べると美しさが際立つTFです。

ロボットモード


ロボットモードへの変形は、基本的には大胆な動きもなくシンプルです。個人的には少しタイトな気もしますが、慣れでしょうかね。

そしてこの再現度。全身がダークグレーとガンメタルなボディで、あまり車の意匠を感じさせないサイボーグ的な姿をよく再現しています。投身バランスやどことなくマッチョな感じなど、雰囲気が素晴らしいですね。


ちなみに後ろはこんな感じで、折りたたんだガワを背負っています。しかし、ガワはカチッとしていますし、動かしたりしていると気になりません。はみ出しているところが少ないからでしょうかね。腕の部分もビークルの板がそのままついているのに、遊んでいても気になるわけではないです。

バストアップ


ロックダウンはその造形の素晴らしさが一番のポイント。
この頭部の複雑な、ヘルメットを被ったようなデザイン、人間の顔のような造形がしっかり再現されています。目はグリーンの塗装で、顔はガンメタルの塗装で、頭部はダークグレーの成形色、間延びしない工夫もあります。
また胸部や肩周りなども映画通りの造形で、情報量がすごく多いですね。胸にはちゃんと傷跡のモールドも再現されています。個人的には胸にあるビークルの意匠であるメッシュがスゴイと思う。なんだこの細やかさw


頭部の再現度で言うと、立体的な面での再現度もすごい。どの角度から見ても、劇中の通りにしっかり見えるんです。映画だとごまかすときもあるので、結構難しいのに。


しかし、襟の部分などが干渉するので、ボールジョイントの頭部もわりと干渉します。左右はある程度といった具合ですね。でも上はかなり見上げることができます。

アクション


可動の面を。
ロックダウンはデザイン再現のためにやはりけっこうガワが多いです。造形が良い分それらが干渉してしまう点もまあありますね。でも、基本的には欲しいところにロールがあったり、可動域は狭くても箇所はあるので補えます。
あと、変形にも関係ないですが腰が回ります。でも、脚部のデザイン上干渉するので、ちょっとひねれるくらいになっていますけど。


膝立ちは厳しめ。雰囲気ならできます。
ひじも膝も90度くらいは曲がりますけど、股間部分やつま先の可動はそんなにありません。
しかし首がけっこう上向けるの良いですね。


バランスをとればキックも可能です。弄ってみて思うのは、やっぱり股関節部分の干渉が気になるかなってくらいです。

付属武器:デスフック


付属の武器の一つ目が、ロックダウンの特徴ともいえるフック。鉤づめの部分は可動します。
造形も凝っていますし、腕のサイドもしくは5mmジョイントで手に持たせるなど表情も変えられます。

付属武器:ソード


もう一つの武器はソード。映画では銃のような剣のような感じで、ケイドに襲いかかっていましたね。こちらも良い造形で、サイドにとりつけるか、手に持たせるかできます。


素で立っていてもカッコいいですが、何かと多彩な武装を次から次へ繰り出すその戦闘力と適応の早さがカッコよかったロックダウン。ホント、戦い抜くことに特化しているというか、狩人としての手練れ具合が良いですよね。


武装が劇中通りで充実しているのはやはりい良いなと思わせてくれる。
しかしクールです。

ロボットモードサイズ比較


実際今回のロックダウンのサイズがどのくらいなのか、まずは同じスタジオシリーズのオプティマスと比較です。この感じで言えば、劇中のサイズ比とかなり近いですね。ロックダウンは巨大ではないキャラでしたから。


スタジオシリーズ、同じデラックスクラスのスティンガーと比較。
デラックスとはいえ、スティンガーは少し小さ目なこともあり、ロックダウンの方が大きいですね。あとはやはり、その四肢の太さと言うか、マッチョな感じもあってロックダウンの方が存在感があります。


最後は一番気になっていた、騎士タイプのオプティマス、最後の騎士王のボイジャークラスオプティマス・プライムと比較です。
こう見ると、ロックダウンがちょっと小さいかな?あと頭一つ分大きくても良いか?悪くはないですが、こうして並べると差が出過ぎている気もしますね。
今後スタジオシリーズで騎士オプ出してくれるなら、そのへんサイズ調整もしてくれるといいです。


顔面砲台からオプティマス捕獲へ。
「お前は生まれたとでも思っているのか?違う。造られたのだ。創造主が待っている。」

やはりその存在感と強さの描写がかなりよかったロックダウン。是非続投してほしかったくらい良いキャラでしたよね。


そんなわけで、スタジオシリーズウェーブ2から、デラックスクラスのロックダウンでした。
汚名返上?とでもいうべきブラッシュアップを見せ、美しいビークルと独特なロボットモードを再現してみせています。情報量の多さも他の比じゃないくらいで、デラックスサイズながら、棚に置いて映画さながらの存在感を出してくれます。
ロストエイジのロックダウンはちょっとがっかりだったので、こちらには大変満足です。ロックダウン好きなら是非スタジオシリーズをお勧めします。

ということで、レビュー終わりです。それでは。

コメント

  1. ムラカミアキラ2018年7月23日 23:07

    初めまして。いつも楽しく拝見しております。
    ロックダウンの画像を見ていて思ったのですが、この玩具胸の部分を後ろから押すと、
    前に出てくるギミックがあるみたいです(三つの傷が付いてる場所です)画像を見るとやっていらっしゃらないようでしたので、投稿をさせてもらいました。知っていたらすみません。
    映画のレビューにtf玩具レビュー、それからリペイントしたものなど楽しくみています。
    これからも頑張って下さい。

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    1. はじめまして、ムラカミアキラさん
      いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

      ロックダウンの胸の押し出し変形、全然気づかなかったです!細やかなところですが、胸板の厚みと立体感が増しますね。教えていただきありがとうございました。

      正直レビューと言うのも言い過ぎなくらい、思ったことを書いているだけのブログですが、今後ものぞいていただけると嬉しいです。
      とても励みになります。ありがとうございます。

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