キャプテン・アメリカ&クロスボーンズ(マーベルレジェンド)MUC10周年 Marvel Legends MCU10th Anniversary Captain America & Crossbones

エンドゲームも27で終わりますね。ちょうどスパイダーマン ファー・フロム・ホームに引き継ぐ形ですが、最後にもう一度観に行きたいです。
さて、今回はマーベルレジェンドレビュー。エンドゲームではなくてシビル・ウォーから2パックの紹介です。

キャプテン・アメリカ&クロスボーンズ(マーベルレジェンド)MUC10周年 レビュー

Marvel Legends MCU10th Anniversary Captain America & Crossbones


マーベルレジェンドシリーズが、MCU10周年を記念して発売したシリーズ。その中から、映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」をテーマにしたセットを紹介です。

こちらはキャプテン・アメリカと、元ヒドラ党員でありテロリストとなった宿敵クロスボーンズの2パックセットになっています。

キャプテン・アメリカはシビル・ウォー公開時にもジャイアントマンのアソートでリリースされましたが、今回はそのカラーチェンジとヘッドパーツ新規。そしてクロスボーンズはマーベルレジェンドに初登場となります。

キャプテン・アメリカ


まずはキャップから見ていきましょう。

全身のブルーがかなりダークなトーンになっていて、グッと渋さが増していますね。個人的にはお腹のあたりのホワイトとレッドの箇所がかなり煤汚れのようにグレーっぽくなっている点が好き。

体型自体には変更がないようですが、頭部の大きさなど人間的なバランスが自然でいいかと思います。

きゅっと引き締まったボディになっていて、あまりごつすぎず好きな体型。


背中側も自然に感じます。

バストアップ


頭部が新規造形。デジタルプリントも合わせてのこの頭部の出来が素晴らしいんです。

このマスクしたからのぞいている鼻、口元が素晴らしくクリス・エヴァンス。再現度がとても高いです。

マスクと素顔は別パーツになっていて、かぶせた上で接着しているので、単純に塗り分けているのと違って立体感や装着感などのリアルさもあります。

スーツのデザインは映画に比べると実はちょっとくらいです。あとは異なる明るさのブルーでラインがあったりするのですが、それがないですね。

それでも繊維の造形など非常に細やかでカッコいい。


背中側もベルトやバックルがしっかりつくられています。また、肩にはアベンジャーズマークがあります。

頭部に関してもベルトやサイドのウイングラインもあります。


脚部。股間周りにはしわのモールドがあり、太ももとかはスーツの折り込みモールドが。ブーツまで造形が細かいですが、塗装に関してはもものレッドラインだけですね。

ブーツの留め具とかはシルバーで塗ってあげるとさらに情報量が増すと思います。

アクション


アクションフィギュアとして十分に動いてくれます。
頭部は上下軸+接続がボールジョイント。肩も上げ下ろしと回転があり、ひじは二十関節で深く曲げられます。手首も回転と軸可動ありです。

お腹の部分もそったり前屈させたりできます。


近接格闘メインのキャップなので、格闘アクションがきまるのはすごく楽しいです。


足回りは、股関節の部分で少し干渉があるのですがまあ十分かなと。キックとかは綺麗にできますね。


スタンドを使ってあげるとダイナミックなポージングが楽しめます。

シールド


さて、キャプテン・アメリカといえば、星条旗カラーのシールドです。付属のシールドは光沢のある絵タリックカラーでペイントされていて、レッドには深みがありグロッシーです。

ここはツヤピカ過ぎて金属感が薄いと感じる方もいるかもしれません。個人的には綺麗で好き。
あと、持ってるアーツの方だとなかった、星の部分のラインモールドがしっかりあって良いですね。


シールド専用の持ち手とかはなく、腕に通して持たせます。握りての部分がちょうどベルトに収まってしっかり保持してくれます。

シールドの裏も、ベルトがしっかり造形されています。


やはりキャップと言えばシールド。持たせて動かすだけですごくカッコいいです。腰の回転を使うと、力を込めた攻撃や投擲っぽさがでます。


ウィンターソルジャー時のヒーロー着地。
膝の二十関節など膝立ちも余裕でカッコよくポーズができますよ。

素顔ヘッドパーツ


こちらは付け替え用のマスクオフのヘッドパーツ。
これの出来もかなりいいですよ。

クリス・エヴァンスの特徴をしっかりとらえた造形で、デジタル彩色でのプリントによって再現度が上がっています。


髪の毛はシビル・ウォー時にしてはちょっと短髪でウィンターソルジャーやエイジ・オブ・ウルトロン時に近い印象ですが、造形も塗装もいい感じに仕上がっています。

横顔とか、ちょっとうつむいた感じとか本当にクリス・エヴァンス感がすごい。このサイズでは屈指のできでしょう。


今回はヘッドとシールドのみが付属品で、その他は何もありません。せめて背中に背負うためのパーツとかあるとよかったですね。写真では腕を後ろに回してなんちゃって背負いしてます。

サイズ比較


他のフィギュアとサイズ比較。まずは同じシビル・ウォーのフィギュアーツ版キャップ

サイズとしてはレジェンドがだいぶ大き目。カラーリングに関しては今回はだいぶ暗め。レジェンドも渋くていいですが、映画に近いのはアーツの方の色かな?

しかし今見ると、アーツのキャップは体型が変ですね。


次はアーツのアイアンマンマーク46。体格の感じは似てますが、アイアンマンは頭部が小さくてスケールでは合いませんね。レジェンドのアイアンマンが欲しいなぁ。


こちらは同じレジェンドのブラックパンサーと。やはり同じシリーズですので、サイズ感はピッタリかと。

クロスボーンズ


こちらはクロスボーンズ。レジェンド初のフィギュア化です。
重武装で着込みまくった感じのスタイルが良く再現されています。ずんぐりしてていいですね。


全身に渡って、アーマー、マガジンや武器などが装備されています。

バストアップ


頭部はヘルメット装着状態。髑髏のようなシェイプも得造形され、またウォーペイントとしての白のマーキングもカッコいいですね。ちゃんと擦れとかが再現されています。

眼の部分は映画同様に開いていて、奥には傷ついた顔の瞳がのぞいています。おそらくなんですが、キャップと同様にメットと頭部が別に作られ、本当にかぶせてある作りだと思います。なのでかなり立体感とかはありますね。


胴体のアーマーとそこに上書きされているクロスのペイントもかなりいいです。各部の武装も塗り分けされています。


背中のアーマー、またふとももにはハンドガンを装着しています。取り外したりはできませんが、各部の重装備がカッコいい。


膝あてや脛あても別パーツがくっつけられていて、ガンメタルカラーになっています。金属部分はしっかり金属らしいです。

ガントレット


映画でも使用した破壊力抜群のガントレット。映画だと常に装備していて、戦闘時に展開できる感じでしたけど、今回は着脱して遊ぶ形になっています。

全体にはシルバーでアームがブラックになっていたり一部ガンメタルだったり細かくできています。


腕を通した後に、中にあるバーを握らせることで固定。はめるだけでなくしっかり握っていると、実際に装備している感じが強くなって良いですね。


両腕に装備。やはりこれこそクロスボーンズですね。映画でのガチャってなって先端が展開するのが再現したかったですが、このサイズでそのギミックは厳しいですね。


ガントレット付きでの格闘アクションがカッコいい。フィギュアとしては普通によく動いてくれるので、ポージングも楽しいです。映画ではまあ基本殴りつけてるだけでしたけれど。

素顔ヘッドパーツ


付属の素顔ヘッド。DCでの戦いで受けた傷が生々しく残っています。フランク・グリロの顔としての再現度も結構よく、そのうえで火傷や傷がしっかり再現。左耳は熱傷で変形したところまで造形レベルで再現されています。

映画再現でアクション


ラゴスにて生物兵器を奪ったクロスボーンズ。因縁の相手キャプテン・アメリカに襲い掛かります。

「いたな。クソ野郎!」
"There you are, you son of a bitch!!"


「この時を待っていたぜ」
"I've been waiting for this!!"


防戦一方のキャップ。
一応反撃してはいたんですが、有効だが最初は無かった感じ。というか、防具が厚いだけではなくてラムロウは神経系にもダメージを追っていて、痛みとか感じなくなってる?ナターシャの電撃も効かなかったですし。


「俺の顔に傷をつけた報いを受けてもらうぜ」
"This is for dropping a building on my face!"

そういえばガントレットに仕込まれていたあの刃のパーツはついてなかったですね。

遠距離武器や何ならグレネードで殺せるところ、あえて格闘と近接武器で挑むあたり、クロスボーンズがいかに直にキャップを痛めつけたいか伝わってきます。


しかしスタイルを見極めて体制を立て直せば、キャップが上手です。


ガントレットありでキャップが吹っ飛ぶのはわかりますが、特にアーマーなしで普通にキックして、重武装で重くなった男が吹っ飛ぶ威力。超人兵士恐ろしい。


もともとキャップを殺すことに執着していたのか、抵抗せず近寄らせて気をそらせたうえでグレネードを放つクロスボーンズ。

やはり素顔ヘッドついているのは、オン/オフみたいな切り替えできて楽しいですね。


「バッキーがお前を知ってたぜ。伝えてくれってさ。死ぬときは死ぬんだ・・・俺と一緒に死ね!」
"Your buddy Bucky knew you. He said, when we go we gotta go... and you're coming with me!!!"

ということで最後はちょっと映画再現で遊んでみました。どっちもすごく出来が良く、遊んでいていい感じ。この2パックは日本でも売っていたと思いますが、かなりおススメなので、もし気になったら是非。

特にキャップのできはシビル・ウォースーツ、シールド、ヘッドと素晴らしいですし、クロスボーンズがゲットできるのも良いですね。

今回は結構長くなりました。これでおしまい。また次の記事で~

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