MARVEL S.H.Figuarts キャプテン・アメリカ(シビル・ウォー) Captain America Civil war

今度の水曜には「デッドプール」公開ですね。楽しみ。
アメリカではX-men新作のアポカリプスも公開されて、まだまだサマーシーズンの勢いが止まりません。

今回は以前にスター・ウォーズトイで買ったことのあるシリーズから、マーベルフィギュアをレビューです。

バンダイ S.H.フィギュアーツ キャプテン・アメリカ(シビル・ウォー)

BANDAI S.H.Figuarts Captain America Civil War

カメラが変わったので全体的に撮り直し、追記もしております。(6/15)


基本的にはレゴでマーベルヒーローを遊んでいましたが(厳密にはリボルテックのアイアンマンも買ってた)今回はフィギュアーツからキャップが出るとのことで注目していました。なにせ、同シリーズのルーク・スカイウォーカーの、マーク・ハミルの再現度が素晴らしかったわけで。その時と同じくデジタル彩色を取り入れているのであれば、これはリアルなキャップが期待できるのです。結局予約はせずレビュー待ちというチキン戦法を取りましたが、なんだかんだで昨日購入。

今回は最新作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の劇中での姿を再現したモデルになっています。キャプテン・アメリカは世界初の超人兵士。第二次大戦を戦い、行方不明になっていましたが現代に復活。他のヒーローとアベンジャーズを結成し地球の平和を守ります。正義と自由を信条に戦う彼は、アベンジャーズの管理問題と親友の危機に立ち上がり、アイアンマンと派閥を分けて争うことになってしまうのです。

箱と本体(正面)


まずはパッケージと内容を。
箱がかなりカッコいいです。青を基調に、表にはキャップとアイアンマンのアートがあります。SWの時もそうでしたが、毎回箱がけっこうオシャレ+作品にあっていてステキなので捨てずに取っておいてしまう・・・w ちなみにこの箱、背景にあるグレーの紙には、キャップの盾のデザインがあるという芸の細かさです。

本体のプロポーションとしては、上半身の逆三角形具合などけっこういい感じです。そして宣材では結構艶のあった全身のスーツですが、製品版はマットな艶消し処理がされています。より軍服感も出ていますし、カッコよくなっていると思います。

箱と本体(裏面)


箱の裏側には、サンプルや宣材などにもあった画像が。キャラの説明とかはないですね。
サンプルに比べ、やはり全体が艶消しの落ち着いた感じになり、質感が良い方へと変わっている気がします。

本体の後ろから。こちらは赤や白がなくなりますね。背中のバックルには盾を背負うギミックのための穴があり、バックル中央のシルバーのパーツを外すことで穴が出現します。しかしその外すパーツがすごく小さく、また私のは個体差なのかしっかりハマりません。なくすと怖いので、基本的には他のパーツと一緒にしまってあります。ホントに紛失注意!

付属品一覧


中身としては、本体に付け替えの頭部パーツ。盾に各種持ち手などです。盾のアクションを色々できるようにするので、ハンドパーツは表情以上に機能がそれぞれある感じです。
後々言いますけど、今回はマスクのオンオフのみで、表情は同じ感じ。出来が良いだけにちょっともったいないものです。

シールド装着:背中


早速ですが、盾を背負った状態。専用パーツで固定されています。キャップはこうしてバイクに乗ったり走り回ったりしていますので、これがしっかりできるのはありがたい。

基本可動


基本のアクションはお手の物。
近接格闘が多いキャップですから、ここらへんがフレキシブルになっているのは素晴らしい。曲げ幅も良いですが、肩が引き出せるようになっている自由さも良いポイントです。肩の部分は、パッドのように開閉できるので、腕を上げる邪魔にならない上、さらに一体化した印象を保つ良い処理になっています。ちなみに肩多部分にはアベンジャーズマークがプリントされています。また、ひじを曲げた際にプロテクターがあんまり不自然に見えないように、腕側のどちらにもついておらず、ひじのジョイントについているのも個人的に気に入りました。


キャップはキックも強い。ウィンター・ソルジャーのボート戦ではスーパー脚力が炸裂でした。足技もかなり多いですよね。シビル・ウォーでは飛んできたウォーマシンをかわしつつ蹴り落としていました。
バランスを取るのは若干難しいですかね。接地面がそこまで大きくないですから。それと、右は良いんですが、私のは個体差で左足首が緩め。左足を軸にすると片足立ちは厳しい。


体術で頑張るキャップが好き。走り回って転げまわって、泥臭くも全身全霊で戦うキャップがかっこいいので、本体だけで格闘やら走る姿やらでも楽しめますね。


それではキャプテン・アメリカの象徴である、シールドを。
装備せずに置いておくための、革バンドのパーツもあります。飾るだけなら、これらのパーツをつけておけば様になりますね。
裏側には茶色の革ベルトが貼られたデザイン。AOUでは金属だったらしいので、微妙なモデルチェンジがされてるんですね。

シールド装着:腕


やはりキャプテン・アメリカといえば、このヴィブラニウムの盾。
トニーの父ハワード・スタークが試作したもので、キャップとは第二次大戦以来の付き合いです。
盾を装着。後で見せますが、ここはベルトパーツとハンドパーツの2つで固定、ガッチリしすぎず緩すぎず良い感じです。


盾でのアクション。ポスターやアートでアイアンマンと向かい合っているのが多いシビル・ウォー。
ジャンプやとびかかりなどは、スタンドの出番ですね。


「ヒーロー着地」
”Superhero Landing”

WSでクインジェットを制して降り立つキャップ。このポーズも自然に決まるほど、しっかりと可動範囲が設けられています。

ここで良く見えるので解説すると、今回の盾はグロスのかかった濃いめのレッドとブルー、シルバーで綺麗に塗られています。そして中心の星にはラインが無くなっています。AOUとかはあったけど、確かシビルウォーではなかったかな?ちょっと確認できてないですけど。


盾はこんな感じで、グリップ部を握っているハンドパーツと、グリップを腕に通す形で装備しています。やはりしっかりハマるのでポロリはしにくめ。
こんな感じで、敵の攻撃を盾で防いでいるポーズも楽にできます。ここでは指を揃えたハンドパーツを使うと、両手でしっかり盾を抑えているような感じになりますね。


まあ、そのハンドパーツの本来の使い方はこちら。盾の投擲再現です。
盾そのものを掴むポーズができるようになるので、装着シーンとしても良い感じ。


構え。
このハンドパーツで、盾で殴りつけるポーズもできますね。WS、AOUと投げるのではなく盾で斬りつけるように攻撃していました。この盾って軽量らしいですが、地球一の硬度で超人にぶん殴られたら内蔵破裂しそう・・・


ぶん投げ!
スタンドを使うとまんま再現できて楽しい。
やはり盾を投げてるショットが似合うものです。こう2つの被写体が前後にある場合って、二つともピントを合わせられなくて・・・どうやるんだろう?とりあえず望遠で取った方がキャップと盾を両方大きく映せるんですけどね。


このハンドパーツは、ジョイントがちょっと見えてしまいますが形状的には敬礼ポーズにも使えます。
スパイディも初対面時には敬礼して、ファンアピールしてました。
「アメリカ精神のために強く、勇敢に戦うのは誰だ!」
"Who's strong and brave here to save the American way?"

付け替え頭部パーツ:マスクオフ


さて、あらかたハンドパーツは紹介したので、ここらで付け替えヘッドを。
クリス・エヴァンスの顔をデジタル彩色で再現した、マスクオフヘッドです。劇中でもこの姿でいることも多いので、付属してくれて遊びの幅が広がります。
出来としては、雰囲気は十分。けっこう似ています。さすがにルークほど驚きの再現度ではないですが、かなり特徴を捉えています。遠目でみると、それこそ映画から出てきたような再現度ではあります。


ウィンター・ソルジャーのアートっぽく。
なかなか似ているヘッドですので、できれば表情違いが欲しいかな。歯を食いしばって頑張っている顔とか。ルークの時と違って、それをかなえるとなるとパーツが多くなりすぎるでしょうね。マスクオンとオフそれぞれ2種で4つのヘッド?
シビルウォーよりも、WSやAOU終盤での印象が強い、このマスクオフ。
アベンジャーズ1でもそうですが、かなり切羽詰ったり、戦闘が長引くと、しれっとマスク脱いでたりしますね。


やはりこの姿ってところではWSのエレベーターシーンとかが好き。飛び降りて辛そうに立ち上がるキャップとか良いですね。ポージングの自由度は高いので、盾を衝撃吸収材にしながら、ビルや車などから飛び降りるところも再現して遊べます。生身感の強いポージングが似合います。


何度でも立ち上がる!
スタイリッシュなポーズも良いですが、膝立ちだったり、拳を地面に着けながら起き上がろうとするところだったり。やられても不屈の心で戦い続ける、泥臭さをだして遊べてお気に入り。


最後はFAから有名なアートっぽく。
自由な可動で戦闘はもちろん、スタイリッシュな盾アクションもこなせます。それぞれのアクションや再現用のパーツも豊富で、またデジタル彩色のクリス・エヴァンスヘッドも素敵なもの。
プロポーションや塗装、遊びの幅から見ても大満足なキャプテン・アメリカでした。

今後アイアンマンマーク46、アントマンそしてブラックパンサーなど発売予定ですね。このクオリティだとけっこう期待できそう。ま、まあ、今回はキャップファンだから、記念に買ったようなものだし・・・別にアイアンマンと並べたいとかはないし・・・ 6月下旬ね、OK。
そんなところでおしまい。おススメのキャップなのは間違いなし。それでは~

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