SS-39 ジェットウイング オプティマス・プライム リペイント レビュー Transformers Studie Series Jetwing Optimus Prime Custom Repaint Review

すっかり忘れていたトランスフォーマースタジオシリーズ。コンストラクティコンとかいろいろ出てたんですが、しばらく離れていました。

しかし今回、かつて学生だった頃に望んでいたあのオプティマス・プライムがリリースと聞いて、久しぶりにTF売り場へと行ってきました。

SS-39 ジェットウイング オプティマス・プライム リペイント レビュー

Transformers Studie Series Jetwing Optimus Prime Custom Repaint Review


「トランスフォーマー ダークサイドムーン」にて、トレーラーを変形しジェットパックで戦うオプティマス・プライムがスタジオシリーズに登場。

オプティマスはこれまでのスタジオシリーズのSS32オプティマス・プライムをもとに一部リデコされています。

そもそもはSS05からのリデコでもあり、これでオリジナルトリロジーのオプティマスは3つめとなりますね。

今回は買ってすぐにオリジナルで塗装追加、リペイントしているので、その点ご注意ください。改造はしていませんのでセットとしては製品のままです。

今回はトレーラーやらいろいろなパックでの発売なので、リーダークラスということになっています。

ビークルモード:ピータービルト


ビークルモードはおなじみのトレーラートラックです。

ほとんどの造形はSS05からあまり変わってないと思います。サイドのタンクとかは変更されていますが。特にSS32を持っている人にはあまり目新しさはないかも。

しかしグリルの綺麗なシルバー塗装はカッコいいですし、あと何よりファイアパターンです。グラデーションの塗装が今回は施されています。

私も今回の購入理由はこのファイアパターンで、自分じゃどうにもならないところですし、やはりカッコよくて好きです。


リアから。

リアのカバー部分にもファイアパターンがほしいんですけれどね・・・

ちなみに今回のタイヤはホイールがシルバーに塗装されていたり、見た目的にも総合的にはいい感じですね。

トレーラー牽引モード


今回の目玉でもあるのが、ビークルモード時にけん引できるトレーラーです。

メックテックの時にもついていたのですが、今回は久しぶりの登場になりますかね。
さすがに今回のSSモデルに合わせてあるのでいい感じ。


トレーラーはビークル後部のジョイントに差し込み、その部分で可動できるので、こういうカーブなんかの動きも可能です。

トレーラー自体の造形とかは良いですが、なにせ塗装が少ないかな。メックテックの時のシルバーまではいかなくても、せめてサイドに入るブルーのラインとかは塗装されていると良かったんですが。


トレーラーの正面?にはオートボットシンボルがしっかりモールドされています。そのほかモールドはかなりいいんです。あとはシルバー塗装・・・


 トレーラーの後ろ。
今回は武器庫とジェットウイングへの変形がメインのため、こちらは開閉しません。

メックテックの時は武器をしまうだけでなく、デラックスクラスのビークルを入れることができましたね。

ビークルモード比較


まずは普通のトラックで、SSシリーズのラチェットと。
もとのSS05とかから大きな変更もなく、いいスケール。ビークル自体はバンブルビーとかと並べると小さめになっていますがラチェットとならいい感じです。


トレーラーを牽引させると、一転して大きく存在感が強くなります。

しかしトレーラーを引っ張る司令官はやはりカッコいいですね。


そしてリーダークラスのメガトロンと。

これでやっと、ダークサイドムーンの両軍リーダーが、お互いトレーラー付き状態でそろいました。

トラックの部分だけでいえば、メガトロンの方が大きいですが、トレーラー含めるとオプティマスの方が長くなります。


映画では残念ながら絡みが全然なかったのがいまでも悔やまれますが、同じトレーラー型でのビークルモードでそろうのも良いですね。

この状態でカーチェイスくらいしてほしかった。

ロボットモード


基本的な構造とか変形はSS05と同じですが、さらにブラッシュアップして再現度を高めている印象。

正直リデコくらいならいいかなと思っていたんですが、別物です。格段にかっこよくなっていますね。

おもに上半身は箱っぽさがなくなり首周りはすっきり、タイトなボディになっています。
また下半身は足の長さやバランスがさらにいい感じ。


背中もX字になる側の配置までよく再現され、ランドセル状態にもならず綺麗にまとまっています。

唯一ダウングレードしているのは、足のタイヤカバーが畳めなくなっていることですが、まあそんなに目立たないので良いでしょう。

バストアップ


胸部は映画のような凹凸と折り重なりが再現されています。ビークルのパーツではなくて成形パーツですが、再現度は素晴らしい。

今回はダークサイドムーン版なので、腹筋のような造形のお腹になっています。

リペイントですが、金属部はフレームメタリック。あとは各部にメタリックブルーとメタリックレッドで色塗り、手書きでファイアパターン。シルバードライブラシをしてダメージ表現です。

ファイアパターンが汚いのはご容赦ください。

アクション


基本の可動はSS05と同じで優秀です。
肩はあげるも回転もOKひじも90度よりやや深めに曲げられ、手首回転もあります。

首も問題なく動き、腰の回転もあるのでポージングは楽です。


キックも綺麗にできますね。

下半身は若干お尻当たりのタイヤが干渉するかもですが、うまく逃がせば問題ないです。

接地面が大きく、前後左右に可動のできる足首のおかげでバランスも良いですね。


こんな感じで膝立ちすることも余裕です。
膝はかなり深くまで曲がりますし、プロポーションはすごくヒロイックな足長ですが、膝の関節自体の位置的にはちょうどいい感じ。

見た目と可動を両立しています。


胸部の多層的な構造とか、腹筋。このあたりのデザインが実写オプの好きなところです。

アーマリートレーラー(武器庫)


ビークルモード時にけん引していたトレーラーですが、2つのアイテムに変形します。その一つがこちらの武器庫。

映画ではチェルノブイリにてショックウェーブと対峙した際に変形展開していたものです。

映画通りに円形に展開、その中に色々な武器をマウントできるようになっています。

円の部分は固定されて、ぐにゃぐにゃすることもなくすごくカッチリ安定しています。サイズ的にもイメージ通りだと思います。


輪をくぐりながら武器を選んで装備、そのまま戦闘へ!

映画ではトレーラーが変形したと思ったら、なんだかリベンジに比べて武器が豊富になっていてびっくりしました。

エナジーソード


おなじみのエナジーソード。1作目から実写オプが使っているオレンジに光る剣ですね。

今回はダークサイドムーン版なので腕から映えるタイプではなく手持ちになっています。ブレードの部分は明るめのオレンジでの塗装です。そのほかは私がフレームメタリックでリペイントしています。

できればSS05のように、刃の部分はクリアオレンジだと良かったかな。

シールド


こちらもダークサイドムーンで使用したシールドです。しっかり覚えてないですが、実際にこのシールドってショックウェーブ遭遇時に構えただけだったっけ?

造形はいい感じですが、サイズが小さめです。

そして何より、持たせ方が・・・シールドに垂直に5mm軸が生えているので、映画みたいな持ち方ができません。L字のジョイントにしてくれたらよかったんですが。

イオンブラスター


こちらは1作目からおなじみのイオンブラスター。ダークサイドムーンでは使ってましたっけ?シカゴでディセプティコンの戦艦に向けてぶっ放してたような気もします。

造形もよく、サイズもいい感じ。個人的にお気に入りの武器です。

アックス


ダークサイドムーンと言えば、この斧ですよ。でも小さい。

造形自体は良いのですが、小さいのとあとオレンジの塗装とかもないのでちょっと劇中イメージと違う感じ。

メタリックで塗っちゃいましたけど、刃の部分だけでもオレンジに塗ろうかな?


一部小さいとかありますが、武器の豊富さはとてもいいです。いろいろと装備させて構えるだけで、戦闘力を上げてきたダークサイドムーン版オプティマスが楽しめます。


ちなみに、SS05についている、腕から生える形になるエナジーブレードも装備できます。これはこれでクリアパーツの使い方がカッコいいですよね。


シールドとブラスターの組み合わせで。
映画とはちがう組み合わせで戦いをオリジナルにできます。武器多いと本当に楽しい。


手持ちブレードは逆手持ちできます。体の一部が変形という形ではなくなってきたのが、このダークサイドムーンあたり。

でも専用武器たくさん持ち歩く司令官も、カッコいいのですよ。

ジェットウイング


そして商品名にもなっているジェットウイング。トレーラーのもう一つのパーツです。
こちらはリペイントとかは特にしていません。いつかするかも。

成形色はメタリックのガンメタルっぽいんで、普通にそのままでもカッコいいです。

翼を広げると結構な横幅になりますが、オーバーサイズって感じでもなく劇中らしいです。


トレーラーに変形させるとかの関係もあるからか、後ろとかは若干変形不足な気も。もう少し分割とか折りたたみとかできれば完璧だったかな?コストとの折り合いでしょうけれど。

でもしっかり両サイドにブースターもありますし、ジェットウイングとしてしっかりしています。


ジェットウイング形態用に、映画でも装備していた2丁の大型ブラスターがついています。左右対称になるような造形です。

これも造形が細かく、ごつい銃器になっていてカッコいい。


商品にはスタンドとかはないですが、フィギュア用のもので浮かせてると映画の再現ができていいですよ。
可動が優秀なので飛行ポーズとかもしっかりできます。


やはりオートボット総攻撃で、サムの呼び声から戦場ど真ん中を突っ切るあのカットは今でも好き。

ジェットのまま突っ込み、武器を外しジェットを下ろしながらどんどん敵を倒していく司令官。カッコいいですよね。


ブレード装備で空中から斬り付け!

武器は豊富なので、飛行携帯でもいろいろと装備を変えて遊べます。


というわけで、スタジオシリーズのジェットウイングオプティマス・プライムでした。

オプ自体がすごく精錬されカッコいいですし、念願のトレーラーとあの武器庫。そしてジェット。付属武器も豊富で、プレイバリューがとにかく高いです。

トランスフォーマーのトイでありこれ自体がプレイセットですね。ジェットウイングオプが好きだというならっ絶対買いです。

SSのオプを持っていない人にもおすすめですし、持っててもダークサイドムーン版という違いもありますし。

かなり久しぶりのTFレビューとなりましたがスタジオシリーズ、2011年の映画公開から実に8年経ってここまで理想のDOTMオプを出してくれたことに感謝です。

今回はこのくらいで。ではまた次の記事で。

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