ブロウル(スタジオシリーズ)SS-12 Transformers Studio Series Brawl

ついに東京でも40℃を記録したという事で、本当に気を付けないと死ぬと思うこの夏。普通は夏バテとかしそうなところ、今年は食べないと、飲まないと死んでしまうと本能が刺激される感じです。
コミコンでゴジラ2にアクアマン、そしてシャザムのトレーラーも公開し、やはりコミック映画の勢いは止まらない感じで、その他いろいろとフランチャイズ映画が打ちあがっていますね。

さて、シリーズものであるトランスフォーマーの、スタジオシリーズから、ロックダウンに続いてウェーブ2のこいつをレビューです。

ブロウル トランスフォーマースタジオシリーズ SS-12


スタジオシリーズウェーブ2から、実写トランスフォーマー第1作目に登場したディセプティコンのブロウルを紹介します。
ニューヨークの市街地では、ジャズ、ラチェット、アイアンハイドと交戦し、そのタフさと尽きない火力で米軍とオートボットを苦しめました。

映画1作目の時点で、リーダークラス、あとデラックスクラスもリリースされていたのですが、今回は初のボイジャークラスでのリリースとなりました。実写TFラインでは何度もリメイクされるキャラではなく、かなり久しぶりの登場、しかも今回は完全新規造形となっています。

ビークルモード:M1エイブラムス


ビークルモードは映画をしっかり再現した戦車、M1エイブラムスです。
米軍基地から抜け出し、スタースクリームの招集に応じてニューヨークへとやってきましたね。車を轢き潰しながら迫ってきていました。

大きな主砲や2つの砲門、ミサイルポッドなどもあり、細やかな部分まで造形されています。再現度はばっちりです。また、付属している爪つきのガトリングと、ミサイルランチャーを副砲の部分にとりつけています。

全体はマットなアーミー仕様で、薄いグリーンが成形色、濃い明細グリーンは塗装となっています。


リア部分から。
後ろは少し浮いているところがあり、そこからロボパーツが見えていますが、後部のタンクみたいな部分など、十分良い出来ですね。


戦車というモチーフも意外に実写ではその後出ていないので、ブロウルが結構好き。というか一作目のディセプティコンはみんな好きですね。


残念ながら、ビークルモードでは主砲を回転させることはできず、真っ直ぐ前を向いて固定です。しかし、副砲の部分は変形の固定を解除すれば、回転させることができます。また、ミサイルポッドはボールジョイント接続なので、こちらも向きや角度を変えることができます。

ロボットモード


ロボットモードへトランスフォーム。
このブロウルは結構変形工程も多く、それなりに複雑な変形をしますね。特に関節に仕込まれた可動が多いので、色々動かすと正位置を見失うかも。

立たせてみると、劇中のブロウルのクリーチャーかつごちゃごちゃとしたデザインが良く再現されているのが分かります。また各部には金属フレームのモールドやシルバーに塗装されたロボットパーツがあり、ほぼグリーン一色でマットな点は抑えつつも、シルバーがメリハリを与えています。
ちなみに写真では、両腕に付属武器を付けています。二つとも外しても置けますけど、まあ装備がデフォみたいなTFですし、これでいいかと。


リアから。
下に伸びた主砲が目立ち、邪魔になるかとも思ったのですが、実際にはそんなこともなく。
逆に三角形を作っているような感じの背中がカッコいいですね。
後ろはそれぞれの肉抜き穴とかがあるのですが、まあ許容範囲です。
背中には5mmが来るので、ほかにも武装をつめますね。

バストアップ


胸の下に戦車の前の部分がしっかり来ていますし、装甲パーツや肩に斜めに配置されたキャタピラなど再現度が高い。

頭部


ブロウルの顔のデザインって、なんとなく虫っぽいですよね。顔はシルバーに塗装されていて、フレームの奥にある目はレッドで塗られています。この顔の再現度、素晴らしい。
頭部はボールジョイントで上下はそこまで動かせないですが、表情づけには困りません。

アクション


ブロウルの上半身、というか両腕の可動箇所の多さと範囲はスゴイですよ。グリングリン動かせます。なのでひっかきとか、武器を構えたりとかは楽々です。
それに対して、足の方は普通な感じ。特に足首は大きなパーツで固定なので、設置性が悪いとまでは行きませんが、ポーズによってかかとが浮いちゃいますね。


映画再現ならまあ腕の武器を構えることが多いでしょうから、腕の可動が良ければいいでしょうか。肩のミサイルポッドも一緒に方向を変えられるので、一斉砲火っぽく遊べます。


格闘していなかったのですが、そういった面ではどうなんでしょうかね。やはり銃火器専門の重歩兵的な感じでしょうか。

ロボットモードサイズ比較


同じSSボイジャーオプティマスと。
背の高さ的にはほぼ一緒ですが、ブロウルはボリューム感がありますね。頭身など比べてみても、スタイルやデザインの方向性が全然違います。劇中ではオプティマスがブロウルと対峙しなかったので、正確なサイズ比は分かりませんが、遊ぶ上では違和感ない良いサイズかと。


今度は同じく1作目ディセプティコン組のボイジャースタースクリームと。
スタスクでけぇw こちらもやはりデザインが違っていておもしろい。スタスクは中心にまとまっている感じですが、ブロウルは末端に分散しているような。背はブロウルの方が低いですが、やはり武装のおかげで小さくは見えません。
ああ、ゲットできていないけどブラックアウト並べたいです。あと、スタジオシリーズで出してくれるなら、ボイジャーのボーンクラッシャーも。


ということで、スタジオシリーズのボイジャークラス、ブロウルのレビューでした。
1作目の懐かしTFが完全新規で、この再現度でリリースされたこと自体が嬉しいですね。1作目では特にディセプティコン含めTFそれぞれに見せ場があり、印象が強いですから、タフなブロウルが手に入って良かった。
各部のフレームモールドなど情報量も良く、変形もなかなかやりがいがあり、おすすめのTFですね。スタジオシリーズが今後どこまで行くかは分からないですけど、この調子でディセップもボーンクラッシャーやらランページなどいろいろと出てくれるとうれしい。
今回はこんなところで終わりにしますね。では、また。

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