ミステリオ(マーベルレジェンド)スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム Marvel Legends Mysterio Spiderman: Far From Home Review

お久しぶりです。映画レビューの方はある程度更新していたのですが、こっちは放置気味でした。ネタはあったのですけれど、紹介したいものの写真撮影の暇がなくて。

今回少し時間獲れたので、一気にまして、さっそく一つフィギュアレビューを。

ミステリオ(マーベルレジェンド)スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム レビュー

Marvel Legends Mysterio Spiderman: Far From Home Review


さて、今回はマーベルコミック映画シリーズ、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」から、スパイダーマンと協力することになった異次元からのヒーローであるミステリオを紹介。

映画自体のレビューはこちらで書いています。ネタバレになっている部分がありますので、未鑑賞の方はご注意を。

さすがマーベルレジェンド、映画公開に合わせてしっかりと主要キャラをリリースしてきます。

今回は映画でも登場するマグマ人間みたいなモルテンマンが組み立てられるシリーズにラインナップ。ミステリオにはモルテンマンの足がついてきますよ。

全身ビュー 


映画でのメインカラー、ゴールドとグリーンにパープルが配色された姿。特徴的な水晶玉のようなヘルメットから、全身細かく造形され再現されています。

体のバランスも人間がスーツを着込んでいる感じがありかなりいいと思います。

映画のミステリオは舞台であるヨーロッパとの調和をさせたのか、やや古代文明のような薄れた金属感や意匠が見られているのですが、レジェンドでもその雰囲気がありますね。


後ろから。特徴的なマントを付けています。このマントは柔軟素材での一体成型です。色々な角度をつけることはできませんが、元からなびくような形に造形されていますね。

またメタリックグリーンでのマーキングもプリントされていて、これがかなりクールです。

バストアップ


まず頭部ですが、カラーとしては薄いパープルですが、パール塗装のようにキラキラしており、光を反射する部分はややブルーに見えるなどとても綺麗です。

ボールジョイントで接続、さらに首自体にも上下のヒンジがあるのでかなりぐりぐり動きます。丸いから可動なくても良いかと思ったのですが、動かしてみると角度をつけるとちゃんとそっちを向いて見え、表情豊かで良いものです。

ボディの造形や塗装も細かいです。ゴールドも黄味の濃淡の違いでコントラストが取られています。

アクション


先ほどは握りこぶしでしたが、ミステリオにはオプションハンドパーツとしてやや開いた手もついています。魔術を使う時の手のような。

可動自体はかなり優秀な部類で、肩は上にあげるも脇を開くもできますし、ひじはこのガントレットを付けていながら、干渉せず二十関節でかなり深く曲げられます。

腰の回転はないですが、お腹のあたりで可動でき、上半身をひねることも。


可動がいいので、やはり映画で手から出していたグリーンのスモークやあの三角形の呪文みたいなやつとか、エフェクトパーツついてると良かったですね。どうも構えだけになってしまいます。


脚部の可動もいい感じではあります。股間部分に関してなんですが、デザイン上若干鑑賞しますね。開脚と脚を前に出すのは良いですが、後ろへはお尻の部分がぶつかってしまいあまり動きません。


それでもひざの二十関節と足首の前後可動などでこうして膝をつくのも楽なわけですが。

ちなみにマントは背中に接続穴がありくっつけられますが取り外しも楽で、一度頭部を抜いてからだと脱がすこともできます。

映画でもマントなしでピーターと会話したりしてましたから、うれしいですが、やはりジェイク・ギレンホールヘッドがないと意味が薄いです。

今回は付け替えの素顔ヘッドがないですからね。ここも惜しいところ。


ミステリオと言えば浮遊して空を飛べるキャラです。
スタンドで浮かせると雰囲気が出てカッコいいですよ。


けっこうダイナミックにも動いてくれます。モルテンマンの攻撃を防いでいた時っぽく。やっぱなにかエフェクト欲しいなあ。

サイズ比較


それではサイズ比較と行きましょう。まずは同じマーベルレジェンドシリーズ、10周年版のキャプテン・アメリカと。

キャップは背の高いキャラなので、ミステリオの方がやや小さめですね。でもやたら小さいわけでもなく標準的なレジェンドの大きさです。


今度はS.H.フィギュアーツのエンドゲーム版アントマンと。もともとアーツはレジェンドより小ぶりで、アントマンは中でもちょっと小さいので、こうするとミステリオの方が背が高いです。

並べても違和感はないです。肝心のスパイダーマンをレジェンドもアーツも持っていないので比較ができませんw

エフェクト使用


 なにもエフェクトがないのも寂しいので今回、ミステリオのためにバンダイが発売している魂エフェクトを買いました。風のグリーンver.です。

実際のミステリオは霧とか煙のようなものを出しますが、一応雰囲気だけでもと思いまして。

合わせてみるとやはりカッコいいものです。


手から何かビームはないんですが、体の周りをエフェクトが取り巻くだけでカッコいいです。初めはマントとか鑑賞するかなと思いましたが、アーツ向けでもレジェンドのミステリオに全然ハマります。

うまく干渉しないようによけて、本体をエフェクトの中心に持って行ってから、手などのポーズを調整するだけです。


飛行ポーズでも使えますね。ちょっとサイクロンのようで、パワーを込めた突撃風にも見えます。


エフェクト自体にはアーツのスタンドの軸が接続できるポイントがいくつかあり、エフェクトそのものをスタンドで保持できます。

なので、巨大な渦を発生させているような感じの、攻撃エフェクトとしても見たてられますね。


ちょっとライティングを当ててあげるとさらに雰囲気が出ます。エフェクトはカラーがついていますが、基本はクリアなので、ライトを透かしてくれるのも良いところです。

手持ちでスモークっぽいエフェクトとか、あの三角形みたいなのがあればいいですが、泣ければこの魂エフェクトもおススメです。2,200円くらいで買えますからもしよければミステリオのおともに。


さてそんなわけで、今回はスパイダーマン:ファー・フロム・ホームより、マーベルレジェンドシリーズのミステリオの紹介でした。

造形レベル、可動性、彩色などかなりの高水準でカッコいいミステリオになっています。戦闘状態としては十分な魅力。これで何かエフェクト、そしてジェイク・ギレンホールヘッドがあればおそらくセットとして傑作になったでしょうけれど、フィギュアとしては十分素晴らしいです。

日本でも買える?みたいですが、私はアメリカアマゾンで購入。3000円くらいで買えたのでお勧めです。
今回はこんなところでおしまいです。それではまた。

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