オプティマス・プライム (スタジオシリーズ)Optimus Prime Transformers Studio Series

「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」・・・
凄まじかった。感想書きたいですが、とにかくすさまじかったです。劇場へ観に行ってほしい。それだけ伝えたい。
さて、気を落ち着かせて、今回はトランスフォーマーのレビューです。

オプティマス・プライム トランスフォーマースタジオシリーズ SS-05

Transformers Studio Series SS-05 Optimus Prime


スタジオシリーズに、実写トランスフォーマーの代表、正義のオートボットの司令官オプティマス・プライムが登場です。
今回は司令官も完全新規の設計で、再び旧トリロジー、特に、「トランスフォーマー」(2007)「トランスフォーマー リベンジ」(2009)での姿を再現したものになります。
サイズはボイジャークラス。発売日に売り場をみたら無く、ネットでも買えなかったのですが、なぜか翌日に売り場にあったので確保しました。スタジオシリーズの中でも結構気になっていたものになります。

リペイントしました→SSオプリペイント紹介

ビークルモード:ピータービルド


ビークルモードはおなじみのトラックに変形です。
造形に関してはいままでの積み重ねもありますので、精密です。まあ毎回その変形パターンによって少しは意匠が変わったりしますね。
今回目立つのは、排気管が短いってところかな?引き出し式で伸ばせるかと思っていたら、固定でした。
あとは、最近のコスト削減のせいか、ファイアパターンが少ないのも残念なところです。グラデーションとかもないですしね。


また、色合いに関しても、今回は全体に渋いです。グレーはかなりダークで、ほとんどガンメタル。また赤もワインレッドにちかく、ブルーも濃いめのメタリックブルーな感じです。個人的には今回の色合いは重厚感があってすごく気に入りました。

フロントグリルには小さいですが、オートボットマークがあり、レッドで塗装されています。


リアから。
後ろのまとまり具合としてはそこそこです。ロボットの足がくっついているので、そこが気になるところですかね。
まあビークルとしてはカッチリしていていいものです。

ビークルサイズ比較


ダークサイドムーン版のバンブルビー(デラックスクラス)と比較。
このオプティマスはボイジャーのなかでも結構こぶりになっていることもあり、DOTM世代のデラックスと比べても小さい感じになっています。ビークルモードでのスケールはちょっと相手を選ぶかと思います。

付属武器:エナジーソード収納(ビークルモード)


今回のオプには劇中でもメインで使っていたエナジーソードが2つ付属しています。
それぞれビークルモードでは、後ろの荷台?部分に撮りつけることができます。隠すわけではないですが、まあ余剰になるよりはマシでしょう。

ロボットモード


ロボットモードにトランスフォーム。変形パターンは意外に細かな動きが多くなっており、プライムオプや実写のクラシックオプの方式も取り入れております。しかし、細かな動きも変形のしやすさは確保されていて、カッチリ決まっていくので気持ちいいものになっています。

ロボットモードではなによりスタイルが素晴らしいかと思います。各部に劇中通りの意匠を配しながら、全体の引き締まったマッチョ体型、ヒロイックなプロポーションをうまく再現しています。素直に立ち姿がカッコいい。
また全体の渋い色合いに、各部のガンメタルとメタリックブルーやレッドの塗装などもあり、良い感じです。


後ろから。
背中にはちょっとガワがあります。まあタンク部分をV字にしたり頑張ってはいますけども。ここがもう一つ折りたためるとか、リベンジオプの感じでブルーの部分もV時にできると完璧だったかもしれません。
それでも背中がやけに出っ張っていたりしませんから、よくまとまっていると思います。

バストアップ


胸部はダミーパーツなので、映画通りの重なりとかは完全には再現されておらず、ちょっといらないパーツが合ったりしますが、綺麗にまとまっています。お腹のあたりはダミーゆえの再現度の高さかもしれません。全体には色が足りていない感じがしますね。リペイントしたいと思います。

頭部


今まで何度このオプティマスの頭部を作ったのでしょう。
今回のSSオプの頭部の再現度は正直歴代でも屈指の出来じゃないかと思います。各部がシャープで、眼の部分のラインや瞳の塗装などすごく再現度も高くかっこいいです。

アクション


SSオプはプロポーションの良さだけでなく、可動にこそ魅力があると思います。
そのくらい今回のオプティマスは動きますよ。
肩周りの干渉がないので自由ですし、ひじもだいたい90度くらいは曲がり、また手首の回転もあります。
そしてここが結構大きいのですが、腰に回転軸があるのです。これは旧トリロジーデザインとしてはDOTMボイジャーオプ以来かな?


足首も上下や左右に動き、安定感が良く、キックもしっかりできます。腰のひねりや腕などで表情もより出せますね。


おなじみの腰当での見上げるポーズも。頭部はボールジョイント。上下に少しと左右にもある程度動かせます。襟部分が若干干渉してしまうのは残念ですが。


SSオプ最大のお気に入りポイント。
膝がすごく深く曲げられ、また関節位置の関係で、立ち膝が完璧にできるのです。腰の回転はここでも役立ちますね。
サムに話しかけるときとか含めて、このポージングができるのは嬉しいです。


タックルポーズ。
全体に良く動き、安定しているというのが可動の印象ですかね。アクションさせてガシガシ遊ぶのが良いと思いますよ。

付属武器:エナジーブレード


ビークルでもみせました、エナジーソード。5mm穴になっている拳に装着します。映画でのように腕から生えているような見た目になります。
刃の部分がクリアオレンジで、ガンメタルで塗り分けがされています。


可動域を活かして、ブレードアクション。ブレードの構えだけでも結構いろいろとできますね。


「まとめて相手してやる!」
"I'll take you all on!"
ブレードはもちろん二つとも装備可能。リベンジの森でのバトルを再現できますね。


切りつけポーズ含めて、ダイナミックな表情が楽しめます。やはり腰の回転はすばらしいw


加えてしゃがみ込みができるので、ブレードを突き立てたり、それによって後退を減速させたり、いろいろなシチュエーションで楽しめます。


ロボットモードでもエナジーブレードを背中にとりつけることができます。ぴったり綺麗に収まりますね。


せっかくなので、ほかの武器として、以前に最後の騎士王のキャンペーンでもらったブロンズアックスを装備。まあアックス使ったのはダークサイドムーンの時ですけども。サイズとしてはもともとロストエイジのリーダークラスのオプ用なので、やはり大きいですね。でもハッタリがきいているという意味ではアリです。


そして今回のスタジオシリーズ発売でのキャンペーン、クアッドバレルショットガン。
銃そのものはロストエイジのオプが使っていた物だったはずです。サイズは良い感じかと。ダークグレーの成形色に、ブルーとレッドの塗装で、おまけにしては凝っています。

サイズ比較(ロボットモード)


最後の騎士王ボイジャークラスのオプティマスと比較。
今回のオブが小型なのが分かります。しかし改めてみると、よくもまあここまでロボットデザインを変えたなぁ。


デザイン元が同じでボイジャークラスのバトルブレードオプティマス・プライムと。
AAオプはリベンジリーダーオプをそのままボイジャーに落とし込んだもので、これはこれでよく、マトリクスギミックなどもありますよね。個人的にはスタイルと可動の面でSSオプが好きですが、AAもとても気に入っているオプの一つです。
やはりAAと比べてもSSオプの方がやや小さいですね。


メックテックに養分を吸われたとか言われていた、DOTMボイジャー、今回はMBのショックウェーブと比較。ここまで来るとSSオプの方が大きいですね。
まあ一つ言えるのは、このSSオプはボイジャーとしては小ぶりな方ですから、オートボットと並べると小さい感じがして、逆に本来は大型なキャラが多いディセプティコンと並べるには良い感じのサイズ比になるという事です。


「私はオプティマス・プライム」
"I'm Optimus Prime."

ということで、スタジオシリーズにて新規設計された、旧トリロジー版のオプティマス・プライムでした。プロポーション、色合い、再現度に可動などどこをとってもいいと思います。変形も楽しいですし、かなりおススメのオプティマスですね。
この先、スタジオシリーズには宿敵のメガトロンも登場予定ですし、楽しみですね。
写真だとちょっと伝わりにくいかもしれないのですが、とにかくスタイルの良さと色味がカッコいいです。立たせているだけでクールな司令官ですから、実際に手に取ってほしいです。

レビューはこの辺でおしまいです。SSはあともう一個買ったので、そちらもレビューしたいと思います。それでは今回はここで。また。

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