レゴ シビル・ウォー/キャプテンアメリカ 譲れないもの LEGO Captain America: Civil War Where you can't compromise

レゴのシビルウォー新セットらしき画像が出回っていますね。
ヴィジョンにホークアイそして新スパイディが入っている空港のセットみたいですが、信憑性はいかに。
今回はレゴでシビルウォーのラストあたりを再現して遊んでみる回です。ネタバレもあるのでまあお気を付けを。まあ観てない人は早急に映画館へ。

LEGO Captain America: Civil War


まずは印象的なシーン。コミックでも数々のヒーローが倒れている中に、キャップとアイアンマンが盾とリパルサーを激しくぶつけている画があります。今回映画でもちゃんとそのカットを入れてくれているのはありがたかった。
いちおう背景的な部分は作ってみたんですが、やはりシベリアの研究所を丸ごと作るのは無理だったので、なんとなくの背景を使ったりしています。ジモのミニフィグも欲しいですねぇ。
今回の記事かなり長め。


シベリアのウィンターソルジャー計画施設。ヒドラの残した研究所には、バッキーのように超人血清を撃ち込まれ、洗脳によって標的の抹殺を任務とする兵士たちがいる。
空港での激しい闘いから何とか抜け出し、シベリアにやってきたキャップとバッキー。


事実に気づいたトニーが後を追ってやってきて、一時休戦。本当の犯人であるジモと対面します。。
そこで見せられるのは、1991年12月16日の記録映像。
「これは・・・」
見覚えのある道、車、そしてトニーの悪夢がそこに。


「知ってたのか?」
「まさか彼だとは・・・」
「嘘をつくな!・・・知ってたのか?」
「ああ」
"Did you know it?"
"No, I didn't know it was him..."
"Don't lie to me, Rogers! Did you know it?"
"Yes."

嘘をつくのが下手なスティーブ。真っ直ぐなキャップのダークな面。彼が嘘をついていた、とても人間的な面が出てきました。


キャップを弾き飛ばすアイアンマン。バッキーもすかさず応戦するが、分が悪い。
このシーンでは完全にトニーに同情しちゃってました。親を殺されていて、親友がその事を知りながらも隠していたなんて。人間としては荒れますね。

「トニー、ヒドラに操られていたんだ。彼じゃない。」
「どけ。」
「彼じゃないんだ!」
"It wasn't him, Tony. Hydra took control of his mind."
"Move."
"It wasn't him!"
まさに「どけ」と言われても譲らないキャップ。しかしそれはトニーにしてみても同じ。理性を超えて譲れないものがあります。


さすがにアイアンマン相手じゃウィンター・ソルジャーも防戦一方です。しかしバッキーの金属アームは、スーツをひしゃげるほどのパワーが出るわけで、そのアームを軽々受け止めるスパイディって・・・

「両親のことを覚えているのか?」
「みんな覚えてる。」
"Do you even remember them?"
"I remember everyone."


「こんなことをしても、過去は変わらない。」
「知るか。奴は母を殺した。」
"This isn't gonna change the past."
"I don't care. He killed my mom."

ブルックリンの二人のコンビネーション。あれ予告みたいに2カットかと思ったら、ワンカットで一連のアクションまで見せてきて感動でしたね。相変わらず素手でスーツ殴ってましたが、まあ超人ですしなんてことないんでしょう。


隙をついたリパルサーアタックで、スティーブはひるむ。しかしすかさずバッキーがトニーを壁際へと追い詰め、スーツの動力源であるアークリアクターを集中攻撃。握りつぶそうとします。
予告からかなり衝撃的なシーンでしたが、スコアの良さ、なんというかオペラ的というかかなり悲劇の舞台っぽい音楽が良い感じでした。ファンファーレなのはいつものマーベルヒーローっぽいんですが、バイオリンなどの旋律は哀しげ。良いアレンジですね。


忘れちゃいけないユニビーム。弱点丸出しなんだなぁと思いますが、胸のリアクターからはアイアンモンガーを軽々と吹き飛ばし、エクストリミスによる強化人間に大きな穴をあける、あのユニビームが撃てるのです。
バッキーの腕は消し飛ばされてしまいます。そしてスティーブが突撃し、あのシールドVSリパルサーの有名な絵になるわけです。


「友のためだ。」
「私も友だった。」
"He is my friend."
"So was I."

スティーブがトニーを滅多打ち。格闘技術ではかなわないというように、さすがは伝説の兵士ですね。しかし形勢逆転のロジックもさすが。スーツによる高度な分析で一気にトニーが巻き返します。


「投降しろ、最後の警告だ。」
「とことんやるぞ。」
"Stay Down, final warning."
"I can do this all day."


バッキーのおかげで隙を作ることができ、スティーブがトニーを投げ飛ばす。
マスクが壊され、そして・・・
キャプテン・アメリカの盾がアイアンマンのアークリアクターを砕く。


バッキーを支え、2人で歩きはじめるスティーブ。
そこにトニーが投げかける。

「盾を置いていけ。それは父が作ったものだ。君はふさわしくない。」
"Leave that shield. My father made it. You don't deserve it."


壊れたアイアンマンヘルメット、ウィンター・ソルジャーの腕、そしてキャプテン・アメリカの盾。
ヒーローが総崩れです。
しかしトニーとスティーブ、そしてバッキーは生き残ります。ひとりひとりの人間としてぶつかり合って、譲れないものは譲らずに戦いました。その上で、スティーブはひとりひとりのために立ち上がるというんですから、この先の結束はより強いものになるでしょう。

と、長くなりましたが、レゴでシビルウォーのシベリアでのバトルを再現してみました。もっとシビルウォーだったり、MCUのレゴセット出してほしいですね。それこそ、過去作は出ていない作品が多めですから。アスガルド、アイアンモンガーやストライクチームとか、いろいろとレゴになってほしいものもありますね。期待してこの先も待ちましょう。それでは。

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