レゴ マーベル シビルウォー:キャプテン・アメリカ LEGO MARVEL Civil War: Captain America

今月末に公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」。
レゴのセットも全部買ったので、今は予告を何回も観て再現遊び。今月はオスカーの残りに加えて、「ズートピア」もあったり、シビル・ウォーまでにしっかり観ておかなければ!

さて今回はいろいろな予告でのシーンなんかをレゴでやってみながら、お話をざっと予習です。


マーベルヒーローであり、アベンジャーズの重要メンバーである、キャプテン・アメリカとアイアンマン。その二人が今回はお互いに敵となりぶつかり合います。
マーベルコミックでは有名なイベントで、この対立から多くのヒーローやヴィランが巻き込まれていったようです。さすがに原作と少し流れは違いますが、MCUはそれらしく、いままでの積み重ねを活かしたものになりそうですね。


ニューヨーク、ワシントンDC、ソコビア・・・
キャプテン・アメリカをはじめ、英雄たちは多くの敵を討ち果たしてきたが、その代償も大きかった。多大な被害にあう都市と犠牲となる人々。超人的な力は希望でありまた恐怖でもあるのだ。
国連はこれまでのアベンジャーズの活動を厳しい目で見ており、ついにヒーローたちはその力を管理されることになる。
「その超人的な力を何の制御もなく使う。世界はそれをもう許容できないのだ。国連の管理下に君たちすべてを置き、許可なしに一切の活動を禁ずる。」


「僕たちの使命は多くの人を救うことだ。たとえ全員を助けられずとも、あきらめてはいけない。助けを求めていたら、許可など待っていられないぞ。」
「分からず屋だな。大きな力を持つということは、それだけ脅威でもある。組織による平和維持に自分の力をささげることこそ、我々の果たすべき責任だ。」


「友を見捨てない。最後まで一緒だからな、バッキー。」
こうして予告での台詞を考えると、キャップとアイアンマンってそれぞれ元々の主義と逆行してるんですね。

キャップは自分の力を軍にささげ、平和への道づくりに貢献しようとしていました。アベンジャーズでも独断行動でなくまずは組織と規律。自我を捨ててでも大衆のために尽くすのがスティーブ・ロジャーズでしたね。それが今回は体制管理ではなく、自由意思に基づいて個人が活動することを支持しています。
逆にトニーの方は、「アイアンマン2」で顕著だったように、自分のスーツや技術を政府などに提供することを拒み、自己管理でヒーロー活動をする人物でした。もちろんオバダイアなど彼の敵はその技術を盗んだりして暴れていたので、拡散するとそういう悪い奴が出そうだから、管理されることを嫌ったんでしょう。そういう彼も、今回はその自己提供を責任と義務ととらえていますね。ウルトロンの事を相当後悔。

いずれにしてもMCUがそれまでの作品を単なるアベンジャーズへの布石だけでなく、しっかり各キャラの成長につなげていることが何より感動です。


「良く考えろ、キャプテン。」
「十分考えたさ。」
今回はバッキーのことがかなり重要なきっかけになってそうですよね。そして・・・


「ローズ!!!・・・・私は間違っていた。世界のみんなが間違っていた。」
撃ち落とされてしまうウォーマシン/ローズ。世界中でウォーマシンが死んじゃう?と論争と不安が蔓延です。死なない!死んでほしくない。ローディを殺したら、そりゃトニーも闘いますよ。


予告では台詞もない、しかしそのクールな見た目と超人的なアクションで既に話題のブラック・パンサー。バイクに走って追いついたり、銃撃を受けてもびくともしなかったり、バッキーを追い詰めるシーンが多いですが、どうやらバッキー逮捕のために来たのかな?ウィンター・ソルジャーとして活動していたころに、ワカンダで何かしたんでしょうか?
ブラック・パンサーの活躍もかなり気になります。


トニーとローズのタッグも観たいですね。空港での戦闘のところではローズは倒れていないので、そこでいろいろ魅せてくれるかな?
「これは戦争だ!」"You just started a war!"


チーム・キャップ!アントマンのミニフィグがない・・・小さくなってるってことで、一応います。いるんです。
そういえば、ワンダが能力で飛行してるっぽかったですが、アベンジャーズ基地で訓練したのかな
?チーム内の動機とか、初対面のヒーロー同士の掛け合いとかも見どころですよね。主にアントマン/スコットの絡みが楽しみw


チーム・アイアンマン。こっちにはヴィジョンが・・・AOUのセットは買ってなくて、持ってないんです。スパイディも出たらちゃんと揃えたいです。映画公開後にセット出てほしい。
こっちはギャグキャラもいないかな?ブラック・パンサーがすごい強者+ストイックそうです。スパイダーマンはティーンらしく弟分的にかわいがってもらうのかな?


親友と親友がぶつかる。
「すまない。だがこれしか道がなかった。友のためだ。」
「私も友だろ?」
"Sorry, Tony. I wouldn't do this if I had any another choice. But he is my friend."
"So was I?"


コンボ攻撃もかっこいいのに、熱いのに。切ない。
今回はかなりエモーショナルな部分も期待ですよね。ただユーモアも忘れていない(役1名おしゃべりがいますね。あの1.5cmの野郎w)と思います。
アベンジャーズで小競り合いはあったものの、見事な結束を見せ、ウルトロン相手に「みんなで一緒に。」闘った二人。それだからこそこの対立が単なるバトルではない深みになっています。


しかし盾はまだしも、普通に殴りつけててキャップは手痛くないのかな?
「降参しろ。最後の警告だ。」"Stand down. Final warning."


「とことんやれるぞ。」
"I can do this all day."


そんな感じで、予告のシーンをちょこちょこ再現して遊んでみました。レゴだとちょっとかわいく見えますが、やはり熱さと切なさが半端ない、シビルウォー。
今月29日が待ち遠しいです。
新キャラやいろいろなショットの公開はあれど、大事な展開は予想できず、決着も未知。盛り上げ方の上手いMCUです。映画本編を楽しみに待ちましょう。それでは。

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