トランスフォーマーアドベンチャー TAV ブラッディノックアウト TF Prime Beast Hunters Bloody Knockout

映画が好きっていうと、よく「どんなジャンル観るの?」って聞かれますけど、映画好きな方ならこの質問とっても困りますよね?
ジャンルなんて人によって定義が違いますし、ほとんどの場合は複合されています。同じコメディでもロマコメとシニカルなもの、ブラックなものまで。うーん、いつも「だいたいなんでも観ますよ。」でやり過ごしていますが、何かいい返事はあったものか・・・

と、ここらへんまでにして本題へ。
今回はプライムキャラながら、枠としてはアドベンチャーから。カスタマイズされさらに医者からかけ離れたTFを。

トランスフォーマープライム アドベンチャーシリーズ ブラッディノックアウト
Transformers Prime Adventure Bloody Knockout


説明しますと長いですよね。元はプライムシリーズキャラ。海外にてビーストハンターズ(シーズン3)放送時に、プライムのリデコであるビーストハンター版ノックアウトが販売されました。しかし、日本ではそのシーズン3そのものが放送されず、玩具も一緒にお流れ。
そして今のアドベンチャーにてやっとこさ出てきました。しかも、日本版はまるっとリカラーされて。

ノックアウトはメガトロン治療のために銀河から招集された医者です。助手のブレイクダウンと共に行動し、基本的にはディセプティコンの医療担当ではありますが、ほとんど仕事をせず地球を満喫。ナルシスト気質な彼は、不便であると指摘されながらもスポーツカーをビークルに選び、人間たちのレースにまで参加する始末。遊びが過ぎてスタースクリームにお仕置きもされました。
日和見主義で、自分が危うくなければその場その場で鞍替えするノックアウト。スタースクリーム、メガトロン、そしてオメガロックを巡った最終決戦ではオートボット側にまで付こうとしましたw

今回の玩具、ブラッディノックアウトは、オートボットの勝利時に彼が捕虜として刑務所送りになったとされています。そこで別の囚人からパーツを奪い自身をカスタマイズ。攻撃的フォルムに姿を変えました。それでも相変わらず自分を「美しい」と称えているようです。


まずはビークル。プライム版のリデコですが、かなり印象が変わりました。
まず色は鮮やかな赤から、シルバーっぽいグレーとブラックに艶やかなワインレッドが入るものに。雰囲気が落ち着いてかつエレガントに感じます。悪っぽさもありますね。
全体にトゲトゲが増えているのがビーストハンターズの特徴ですかね。


サイドから見るとこんな感じです。
サイドの部分にくびれでなくふくらみが出ました。サイドラインは健在ですが、ワインレッドになっているので、以前の稲妻のようなものよりは大人びたかな?
ホイールはブラックです。ここをイエローにするとノックアウトらしくなるかも?


リアから。トゲトゲがいっぱいです。トカゲっぽい感じがします。
塗装はここにはあまりないですね。自分で塗ったらよりディテールアップするかな。


付属の武器は後部に取りつけることができます。
一応モールドをみるかんじ大きなしっぽがくっついた様です。武器の床に接するところに、タイヤのモールドもあります。まぁこんなことして何なんだって感じですがw


けっこう気に入ったビークルです。配色も好きで、この魔改造っぷりも良いですね。
フロント部分は上下にキバのようなモールドが追加されたので、全体のとげ含め、車自体が何かドラゴンとかみたいな印象です。


ロボットモード。形はアームズマイクロンやRID版と変わらないように見えます。胸とおなかの牙っぽい部分くらいでしょうか?
スタイルとしては劇中に近く、肩のとげ、胸に来るフロントなどしっかりアニメでの姿を再現しています。
色もロボットになるとワインレッド部分が増えるので、黒と灰色から赤のイメージがぐっと出てきます。


背中にホイールが2つ来るのもアニメ再現できています。
可動の方はなかなかですね。首はボールジョイントで色々向かせられます。
肩周りの可動は変形の都合もあっていいですね。ひじは窓ガラスが干渉しがちですが、深くまで曲げることもできます。
下半身は優秀でしょう。膝は深く曲がり、足首はボールジョイントなので設置がとても良いです。


ノックアウトは腕組みなどしていることが多かったですが、それは腕のパーツが干渉するので無理ですね。膝立ちもふとももが短いので厳しい。ある程度のアクションはできるんで良いですけどね。
ちなみにリデコに伴って顔つきも変わりました。ニヤリ顔だったものが、キリッとした険しめの顔になりました。真面目になったのか、面倒なことがあって不満なのか・・・


一応キックもできます。
こう動かしていて一番思うんですが、各部のロックやら、定位置というのがなくて困るかもです。肩のトゲもよく倒れてしまうし、胸のフロントパーツもカッチリと固定されず位置決めが大変。首回りもつながっているところも固定はされないです。ちょっとロボ時にはカッチリ感が足りないかな。


付属武器は大きな口みたいなものです。普通に持たせるとなにやら物騒な鈍器に見えます。
色合いはワインレッドでよく似合いますね。しかしまあ医者の持つものではないですよ・・・


接続されていた部分を離し、チェーンを引き出せば振り回し系の武器にもなりますね。
チェーンメイスだと、実写のメガトロンも使っていましたね。これを振り回しながら実験材料を襲うと考えると、とんでもない奴です。
手首がボールジョイントなので、いろいろな持たせ方やポーズができます。でも肩の保持力がちょっと弱くて、武器を持たせるとヘタレちゃうんですよね。瞬着で補強しようかな。


クリアレッドのマイクロンを装備。物騒な武器ほど似合う闇医者です。
配色がとてもよく、またちょっと遊び心も感じるようなリデコ改造車も良い感じ。ブラッディになってよりマッドで悪役っぽい感じが強くなったものです。かなり気に入りましたね。

とそんなところで終わります。アドベンチャー枠ながら、ビーストハンターのノックアウトが出てくれたのは嬉しいですね。気になる方は是非。それではまた~

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