レゴ スターウォーズ デス・スター 最後の決戦 LEGO STARWARS Death Star Final Duel 75093

今日はレゴの夏セットの発売日でした。
シティシリーズは宇宙ですね。子供のころスペースシリーズはよく遊んでいました。そのあとマーズ?火星シリーズも遊んだなぁ・・・
とりわけ期待なのはやはりスターウォーズシリーズ。最近はレベルズが多く、旧3部のみ集めてる私はちょっともやもやしていましたが、この夏は熱い!エピソード6からあの感動のクライマックスを再現したセットがリリース。
情報がでてからずっと待っていて、発売日にさっそく買いました笑

レゴ スター・ウォーズ デス・スター 最後の決戦 75093


エピソード6におけるすべての集約点。ジェダイとなったルークが父ベイダーの善の心を信じ、皇帝に挑む場面。ついにアナキンとしての心を取り戻したベイダーが、ルークの危機を救い皇帝を倒す。ついにジェダイが帰還し、フォースの暗黒面は消え去るのです。
そして父と子の最初で最後の対面がなんとも切なく感動的でしたね。
今回のセットには皇帝の間がメイン、ミニフィグは5つ。なんやかんやで2時間ほどで組上がり、シールも少なく貼りやすいのですごくサクサクでした。
ではさっそくレビューです!



まずはミニフィグをルーク・スカイウォーカー、ダース・ベイダー、皇帝そしてレッドガードが2体です。
この場面に関係するキャラだけですので、こじんまりかもしれませんが、これで十分です。
プリントがすごく細かくて再現度高いですし、ライトセーバーや杖もあります。
ルークの髪の毛パーツはタンというか濃いめのブロンドで良い色をしています。ベイダーは新モデルのマスク。今までのものより大きく立体感も増しました。皇帝は肌が黄ばんでいますね。灰色とか白いイメージですが、邪悪な感じがよくでています。レッドガードはいままで通り?マントが表は真っ赤、裏地はワインレッドでオシャレです。


皇帝には怒った顔もあり、フォースライトニングもついています。ルークも憂いのある顔と笑顔の2種類があります。
ベイダーのマスクは2パーツ構成になり、上だけ外すと映画のようにあごのパーツだけ残した姿にできるようになりました。中には白いお顔があり、後頭部には傷のプリントもあります。
この新ベイダーはすごく気に入りましたね。


これがセットの全体です。撮影スペースをはみ出しました。
王座の左右にある窓付きの部分は、可動します。階段と扉の間の廊下は引き出し式で伸び縮みできます。縮めてさらに左右を向かい合わせに動かすと、Cジョイントで固定できるので、コンパクトにまとめておくこともできますね。
こういう風に舞台が動かせると、遊ぶ時のクリアランスが確保できていじりやすくて良いですね。


まずはエントランスから。映画とは違いますけどね。エピソード3のパルパティーンの部屋の入口に似てますね。このセットはグレーが基本ですから、ここが良いアクセントになっています。
タイルなどのワインレッドが高級な感じです。
まずギミックその1はこちらのドア。自動ドア式のスライド機構です。ストッパーが入っているので、開いたときにドアがすっぽ抜けることがなくて良いです。
ロイヤルガードはここが定位置かな?


ギミックその2。ジャンプ台です。端っこがはみ出ているこのライトグレータイルはシーソー型のジャンプ台になっていて、ミニフィグをのせて飛ばせます。ルークが2階部分へ飛び乗った再現でしょうか?ちょっとしたギミックですが、今回はいたるところに遊びのポイントがあるのでこれも嬉しいところです。


ギミックその3。階段の崩落です。映画にはなかったですけどね。
階段右下のレバーを引くと、連動して2段分が外れ飛ぶ仕組みです。もちろん戻すのは簡単ですよ。フォースで破壊するようなイメージで遊ぼうかな?


ここから少し映画再現しながら紹介していきます。これは王座の周囲です。そこまで広くないですが、ルークとベイダーを映画のようにおけますね。反乱軍が罠にはまってピンチの様子を見つめるルーク。怒りがこみ上げ皇帝にセーバーを振り下ろすところですね。
「さあ怒りのままセーバーを取り、余に打ち付けるのだ!」


ギミックその4はこちら。見やすいように窓を開けました。
下にあるダークグレーの○いパーツ。これはレバーのスイッチのようになっていて、押すとその上のベージュの棒を上に押します。そうすると皇帝の王座の近くのライトセーバーが飛び出す仕組みです。ルークがセーバーをフォースで取った再現かと思ったのですが、ここにセットするセーバーは赤いので、もしかしたら皇帝の隠しセーバーなのかも?でも皇帝はセーバーを使いませんし・・・?


ギミックその5。王座の左にある部分の仕掛けは、2階部分がガタンと崩れるところです。
これは映画でルークが飛び乗ったところに、ベイダーがライトセーバーを投げていた再現ですね。テクニックで作った可動式柱で支えているだけで、外れるパーツは無いです。ですから、崩落も直すのもとても簡単。良いギミックですね。
「暗黒面に入らぬというのなら、お前を待っているのは死だけだ!!」


ギミックその6。皇帝の王座がある部分の床は、着脱式になっており、その下にはスペースがあります。ここは映画でルークが隠れていたシーンの再現ができます。クロス型の鉄柵もあり、あの暗がりでの掛け合いができます。
「心の乱れがお前を裏切ったな。お前が暗黒面に入らぬというならば、代わりに妹を招くとしよう。」
「やめろーーーー!!!」


ここはただの再現ですが、フォースライトニングでルークを苦しめる皇帝のシーン。
右手を外したベイダーもおけば完璧です。
「父さん!助けてーー!」
「愚かな若造よ。代償は高くついたぞ!」


ギミックその7。まあ仕掛けではなんですが、それ用の場所ってことで。
皇帝を放り込む溶鉱炉です。筒抜けなのでミニフィグが突っかかることもなく安心。中にはシールで機械部分のプリントがあります。
息子ルークの叫びに、ついにジェダイが帰還したしーんです。自分も電撃をあびながら皇帝を倒したのは、ジェダイマスター:アナキン・スカイウォーカーでした。


そして最後の対面。自らの目で息子を見たい。ルークはその願いに応えます。
「僕が必ず助ける。置いてはいかないよ。」
「もう助けてくれた。・・・お前が正しかった。娘にも伝えてくれ、お前が正しかったと・・・」
うーん、これを書いているだけでちょっとウルッときますね。今回この新マスクのおかげであのシーンまんまの再現ができてほんとに嬉しいです。


すごく長くなりました。とにかくあの皇帝の前での決闘、スターウォーズシリーズにおける善と悪の戦いの終止符となる場面、そのすべてがここに詰まっているのです。再現、遊びと遊びやすさ。
英雄ルーク・スカイウォーカーの決死の戦い、アナキンというジェダイの帰還、そして暗黒面の終わり。あの感動がよみがえるおススメのセットでした。
今回はこれで、それではまた。

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