スター・ウォーズ展に行ってきました

タイトル通り、遅ればせながらスター・ウォーズ展に行ってきましたよ。
六本木の森ビルでやっているもので、もう終わりです。滑り込みで言った感じですね。


ベイダー卿がお迎えする入口で、かなりテンションアップの私。
今回のスターウォーズ展は、その映画の説明を交え、スターウオーズから影響を受けて創造されたアート作品を紹介しています。
入口でジョージ・ルーカスのインタビューが見られまして、今回の世界中から集まったSWリスペクトなアート、彼のスターウォーズ創造までに影響を受けたものを答えています。
さっそくどんな感じか書いてみます。


入ってすぐには巨大なデス・スターがお待ちかね。エピソード6での第2デス・スターとなっており、完成途中の感じが良くできてきます。
周りにはX-ウイングやタイ・ファイターが飛んでいましたが、対比的に考えると大きすぎますが、スケールを合わせると小さくなりすぎますね。
そんなことよりかは、エピソード6なのに飛んでる機の構成がエピソード4なのが気になりましたけど。A-ウイングとかファルコンがいたら良かったなぁ


そのデス・スターの下には瞑想装置にたつベイダー卿がいました。
記念撮影できます。存在感すごいです!

入口にあるモニターでルーカスのコメント。そして脇には今度のエピソード7のキャストとプロデューサーのサインが飾ってありました。

この展覧会は芸術派生とか、ひとつの作品が人や他作品に与える影響とかをメインにしているように感じました。初めに大まかなスターウォーズの公開履歴があり、ルーカスの歴史もあります。
そしてスターウォーズが何に影響を受けたか。各地方の神話、黒澤映画、SF冒険活劇。
そういったものにインスパイアされて生まれたスターウォーズサーガ。
ここから、その世界に魅了されて自分の解釈を交えたアートを観ていくわけです。

もちろん映画での各アイテムの展示は素晴らしかったです。
それぞれのライトセーバー(4,5のルークのモデルがなかった・・・)、ミニチュアでの戦闘機やシーン再現。ベイダー卿やルークの衣装はすごく貴重でしたね。デイビッド・プラウズでかい!
その他にも割と丁寧にいろいろなキャラを紹介しており、星々に対してのコンセプトもありました。

アートの中には色々ありましたが、ベイダーのマスクに雨が降りしきるものはしずくが涙のように見えて切なく、C3-POの顔に様々な人物が反射する絵はまさにドロイドの記録的です。SWにおいてはドロイドは欠かせない存在ですしね。
その他、レイア姫を描いたものに印象が残っています。全身を入れて純白の衣装に身を包む美しい姫です。しかし顔の部分にだけ影がかかり曇っている。とても気に入りました。


作品は人に影響しその人は新たな世界を描く。描かれた世界はまた人に影響していく。
二次創作を応援し、さまざまな派生や解釈を許すルーカスのSWらしさのある展示でした。
その点がメインでして、初期デザインが見たいとかキャストのインタビューがとか、ベン・バートの音響についてとか・・・そういったものではないのです。

もう終わりですけどね、なかなか楽しいスターウォーズ展です。
ちなみにグッズ売り場でクッキー缶とマグカップを買いました。缶は映画のチケット入れにします。
カップはベイダーとルークの5での戦いがプリントされていますが、ルークとベイダーの色が逆転してルーク側が赤、ベイダー側が青に。善悪は表裏一体ということでしょうか。気に入りました。

そんなわけで今年の思い出の一つになったスターウォーズ展でした。
では、また~

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